孫の運動会があった。
学校に向かう通学路は、田園風景が広がる中を歩きますが、その際に国道の看板を見つけた。
その看板には『国道308』と書かれていたが、該当する道路は舗装はしてあるものの道幅が狭く、どうみても農道としか思えません。
また看板自体が薄汚れたものであったため、何かの間違いではないかと目を疑った。
この道路、奈良市から大阪市へ通じる紛れもない国道でした。
この写真は奈良から生駒山に向かう方向から撮影したものですが、この道を真っすぐ行くと暗闇峠と呼ばれている木々がうっそうとした所を通って大阪に通じているそうです。
そして、石畳のある暗闇峠辺りのことを“酷道”とも呼ばれるいるそうで、車両のすれ違い通行が困難な急勾配に加え狭隘路となっており、現在は沿線住民の生活道路または行楽者のハイキング道として機能しているのが実情のようです。
とはいえ、旧建設省が制定した日本の道100選に選定された道路でもあるそうで、機会を見つけてこの道路の探訪をしたくなりました。