2015年12月11日金曜日

究極の柿『霜朱宝』を頂いた


『 柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 』

正岡子規の句を聞いたことがあるという人は多いと思います。
そうです。私の住んでいる奈良は富有柿が有名なんです。

先日知り合いから柿をいただいた。


その時まず感じたのは、“色艶が良くめちゃでかい柿”といった印象でした。

この下記に添えられていた説明書に“霜朱宝(しものたから)”とあり、手間暇かけて育てた事が書かれていました。

その内容は、柿は本来霜が降ると甘さが増すが食感が悪くなってしまう為、霜が当たらないように袋がけし霜が降る時期まで収穫を待つと、歯ごたえのあるしかも甘い柿ができるそうです。
しかも、糖度・色・形などの基準を満たした物のみが霜朱宝として出荷しているそうです。

糖度についてですが、通常の富有柿は14~15度に対し、霜朱宝は20度以上あるそうです。

説明はこれ位にして早速食してみることとしました。

包丁でカットしてまず気付いたことは、種がありません。

そして食べてみると,身が柔らかいにもかかわらずサクッとした歯応えがあり、しかもさっぱりとした上品な甘さが感じられました。

ただこの柿、高価なため普段全くお目にかかることがありませんが、贈答用としてネットでも販売されているそうです。