2014年9月7日日曜日

幻の黒イチジク“ビオレソリエス”

近所に近傍の農家が直接に卸販売している『朝どり市場』があります。普段から新鮮な野菜が手に入るので、時々利用しています。
先日この市場に行った時、普段見かけないようなイチジクが有ったので店員に聞いてみたところ、「普通のイチジクに比べて見た目はいまいちですが、蜜が多く甘くておいしいですよ」と説明を受けました。
そこで試しに1パック買って帰り、冷蔵庫で冷やして食べてみましたが、嫌味のない濃厚な甘さが口の中に広がり、気に入ってしまいました。


後日この店に行ったところ、もうこのイチジクが見当たりません。
店員に「あのイチジクはもうないんですか?」と聞いたところ、「この品種は作っている農家が少なく、なかなか手に入らないんです。もし良ければ予約しておきましょうか?」と言われ、結果1週間後に入手した次第です。

このイチジク、品種はビオレソリエス(Viollette de sollies)という黒イチジクで、フランスでは古くから有名な品種だそうですが、近年日本でも栽培を始めたけれど育てるのが難しいため、未だ生産者が少なく僅かな量しか市場には出回っていないそうです。

ちなみに旬は9月下旬頃から10月中旬あたりだそうですので、今しばらく楽しめそうです。

<参考;イチジクに含まれる主な栄養素とその働き>
  • コレステロール値を低下させるペクチンを多く含み、腸の活動を活発にさせ便秘にも効果あり。
  • 血や骨の素となるカルシウムや鉄分などのミネラル分が豊富。
  • 身体からナトリウムを出す働きがあるカリウムを含み高血圧症の方によい。
  • 食後に食べると消化を促進させるフィシンなどの酵素が含まれる。また、飲酒後に食べると二日酔いにもなりにくいとも言われている。

0 件のコメント:

コメントを投稿