2014年7月8日火曜日

こんなところでセミが羽化

梅雨空が続き鬱陶しい日が続いています。そして、大型の台風が沖縄を襲い今後の風雨災害が気になってきました。

ところで、我が家で日当たりの良い場所は猫の額ほどのスペースしかありません。台風が近づけばここに栽培しているキュウリが倒れてしまうのではと思い様子を見てみたところ、花芽以外に5㎝程に育った数本のキュウリがなっていました。

さらによく見てみると、葉っぱの裏側にセミが羽化したばかりの状態でぶら下がっていました。今まで庭木にセミの抜け殻を見つけることがあっても近くには木などなく、なぜこのようなところに出てきたのか不思議に思ったと同時に、そろそろ梅雨も明け、セミの声がうるさい本格的な夏に突入する兆候をも感じたところです。


(左:羽化したばかりのセミ、右:脱皮した抜け殻で空蝉[うつせみ]と言います)

そういえば、子供の頃は虫取り網を持ってセミやトンボをよく取りに行ったものです。蒸し暑い夏を迎え「あつい、暑い」ばかり言わずに子供の頃を思い出し、自然を楽しんでこの夏を過ごすようにしたいと思いました。

松尾芭蕉がこんな俳句を詠いました。

『 閑(しず)けさや 岩に染み入る 蝉の声 』

とてもこのような俳句が詠めるような境地にはなれないと思いますが、せいぜい熱中症にならない程度にエコと節電にも協力し、元気に頑張ってみたいと思います。

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