2014年6月4日水曜日

安曇野・大王わさび農場の水車小屋

私の家内の出身が松本市であったことから、信州へはよく行きました。

今回紹介します大王わさび農場は松本市からも近く、長野自動車道・安曇野インターチェンジから北方面に、車で約10分程の所にあります。

わさびは冷たく清らかな湧き水が流れるところでしか栽培できないと言われるように、ここは北アルプスの雪解け水が湧き出る水が栽培に適していることから、日本で一番広い栽培面積を誇るわさび畑だそうです。
一般に畑と言えば土を耕して栽培すると想像しますが、わさびの場合は清流の中で栽培しているのが特徴的で、その風情がすがすがしさを感じさせます。

そして、わさび畑のすぐ横には湧き水を湛える蓼川が流れており、ここには三連の水車があります。
ここは黒沢明監督の映画“夢”の舞台になった場所でもあり、安曇野の原風景が堪能できるため、わさび畑と合わせて観光スポットとなっています。

この水車小屋に流れる清らかな水とそれを包み込む涼やかな風情を残した原風景を描いてみました。

(水彩画、F6サイズ;撮った写真を元に後日描きました)

私の家内は安曇野へ来ると必ずといっていいほど、わさびをお土産に買って帰ります。(スーパーで買ったわさびとは全く風味が違います)

お土産を買ったら、わさび風味のソフトクリーム、岩魚の塩焼き、更にはわさびの花そばなどを食べながら観光するのもより楽しめますので、一度訪れてみてはどうでしょうか?


(追記)

大王わさび農場の水車小屋から北アルプスを望む田園風景を眺めながら、更に北へ車を走らせると20分程で安曇野ちひろ美術館に行けます。

いわさきちひろとは絵本作家で、きっと多くの方が一度は彼女が描いた絵本を見たことがあると思います。

ちひろが母親として子供を育てながら生涯のテーマとして描き続けたと言われる作品には、まさに母性愛が感じられます。
やわらかで清澄な独特の色調で描かれた絵を見たとき、私もこんな絵を描いてみたいと思いました。更にじっくり見れば見るほど卓越した技量と、絵のテーマとなっている子供たちへの愛情が満ち溢れ、これら作品に魅了されてしまいました。

絵に興味ある方、小さな子供にも喜ばれると思いますので、家族で是非立ち寄ってみてはどうでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿