2014年6月10日火曜日

奈良公園の鹿

奈良公園と言えば、やっぱり鹿ですよね。野生の鹿が1200頭程度生息していると言われています。

観光客にとって鹿との触れ合いは楽しいもので、家族連れには絶好の観光スポットです。
でも鹿せんべいを買ったとたん、多くの鹿が寄ってきて奪うようにせんべいを食べるため、たじろいでしまう人もいますが、しかしここの鹿は売店のせんべいには決して手を(口を)出しません事ご存じでしょうか? 鹿も心得ていますので、楽しんで与えてみましよう。



(水彩画、F4サイズ)

やはり奈良在住の者としては、一度は鹿を描いてみなければと思い描いてみましたが、鹿のような犬のような絵になってしまい、そのまま放置していました。でも写真で紹介するよりも情緒が感じられると思いましたので、ここにアップしてみることにしました。

(追記1)、
初めて奈良公園に来られる方へ

奈良公園の鹿は天然記念物にも指定されていると共に、古来から鹿は神の使いとして手厚く保護されてきました。それゆえ人懐っこくて可愛い動物ですが、やはり野生動物なので発情期などでは人に危害を与えることがありますので注意が必要です。また、人が鹿に与えたお菓子などが原因で健康を害して死んでしまうこともあるそうなので、鹿せんべい以外は与えないようにしましょう。(せんべいはおやつで芝を食べるのが本来の姿です)

そして、童子の頭に鹿の角が生えたデザインが話題となった“せんとくん”。一時は仏教関係者から仏様を侮辱しているという声が上がりましたが、今では全国的に人気のご当地キャラクターとなっています。この“せんとくん”、こちらの幼稚園では運動会にも駆り出され、子供たちの人気の的でした。子供連れで奈良公園に来られる方には、もう一つの楽しみがあると思います。

(追記2)
近鉄奈良駅から歩いて猿沢の池に向かい、そこから南へ更に歩いて行くと、格子が美しい大和風の古民家が立ち並ぶところがあります。
この辺りを私達はならまち(奈良町)と言っています。元々は元興寺の境内であった場所にできた町の通称で、正式な町名ではありません。

江戸時代の末頃から明治時代にかけての町屋の面影が今なお残っており、タイムスリップしたような落ち着いた風情が楽しめますので、奈良公園を訪れた時には併せてこの辺りを散策してみてはどうでしょうか。

尚、ならまちには多くの観光スポットがありますが、この辺りは路地が多くあり初めての方は迷ってしまうと思いますので、まずは、JRまたは近鉄奈良駅に設置してある観光案内所や奈良町情報館などで“ならまち散策マップ”を入手した上で散策ポイントを決めた方が良いと思います。

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