2014年6月3日火曜日

扇風機を使う前に注意しましょう


暑い!  とにかく暑い!!

まだ、暖房器具をしまえてない中で取り急ぎクーラーを動かしました。

例年ならば、暖房器具を掃除して収納した後扇風機を出し、その後にクーラーを動かします。また扇風機はクーラーと併用するのが当方の家では常ですが、今年は急に真夏のような暑さになり、体が全く順応しないままの状態で面食らう次第です。

今から収納してある扇風機を出してきますが、この扇風機は購入してからかれこれ10数年になります。 そういえば古くなった扇風機が原因の発火事故があったことが有りました。

確かに、独立行政法人 NITE・製品安全センターでは、古くなった扇風機による火災事故が多いことから、10年以上経過した扇風機について注意して使用することを呼びかけていました。

発火の原因となるのは、扇風機の内部に使われているコンデンサやモータが経年変化に伴って劣化だそうです。

製品安全センターによれば、2005年から2009年までの5年間に、扇風機による事故が157件報告されており、そのうち47%にあたる74件の事故原因が、長期間使用したことによる劣化(経年変化)によるものだった。経年変化による事故は、製造から10年以上経過すると発生し、30年以上経過すると増える傾向がある。中には製品製造から40年以上経過している例もあったと公表しています。

特に「25年以上使用している扇風機は、就寝中や人のいない場所では使用しない」よう呼びかけています。 当然、ファンが回らなかったり、異常な音がするなどの症状がある場合は、すぐに使用を中止するよう求めています。

皆さん、扇風機を使う前にまず製造年を確認しましょう。

確認方法ですが、扇風機本体に注意事項が書かれたラベルが貼ってあり、ここに何年製と表記されていますので、一度目を通してみてください。

次に、試運転させ異音や異臭、異常な回転や動作停止などの症状がないかも確認しましょう。

発熱や発火を伴う場合もあり、使用者が死亡した例や、家屋が全焼した例も聞きますので、寝室で使うものは特に注意です。

とにかく点検と清掃を怠らず、安全第一で使用しましょう。

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