2014年5月28日水曜日

紅葉の見頃は5月?

奈良カエデの郷『ひらら』をご存じでしょうか?

場所は、奈良県宇陀市菟田野古市場にあり、現在廃校なった学校の運動場に世界各地から集めた珍しい約1200種のカエデ約3000本が園内に植えられており、宇陀市が管理運営しています。

奈良カエデの郷ひららホームページ; Udakaedenosato.main.jp/

奈良に長く住んでいる私も知りませんでした。
それもそのはず、この5月で開園1周年だそうです。

紅葉の見頃は秋深まる頃ですので、知人らと昨年秋に近鉄電車で榛原まで行き、そこから菟田野行のバスで古市場水分神社で下車し歩いて数分のこの園を訪れてみました。

その際、園の職員から色々と説明を受けましたが、ここに植えられた珍しい品種は春から初夏にかけての新芽が独特の色彩を楽しませてくれるので、5月が一番の見頃だと教わりました。

そういえば、家にももみじがありますが、落葉前のみならず新芽の時も鮮やかな紅葉が楽しめます。(実は既成概念が先にあり、言われて初めてしげしげと眺めてみた次第です。)

(我が家のもみじを撮影)

ところで皆さん、『もみじ』と『カエデ』の違いをご存じでしょうか?

これも職員さんに教えてもらった話ですが、植物分類上は同じだそうです。
植物学的にはモミジもカエデも「カエデ」と言い、どちらも分類上カエデ科のカエデ属の植物で、モミジという科や属はないそうです。

ただし、一般的には子供の手のような葉の形のものをモミジと呼んでおり、また園芸や盆栽の世界では葉の切れこみ数や切れこみ具合によって区別しているそうです。

このカエデの郷の校舎は私達年配者にとって郷愁を感じさせますが、さらに教室内に各種展示がなされており、これもらも合わせて一度見学されることをお奨め致します。

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